2018年12月03日
エアコキG45計画の巻、その3
仮組み。今回は画像多めです。
アウターバレルを切り取る長さを8.5mmに決定。インナーバレルも合わせて切断し、前部を黒染めして接着。
内部パーツを入れて仮組みしてみるとコッキング出来ない(スライドが引っかかる)のであちこち削る。意外と狭い。
Gen5準拠でリコイルスプリングガイドの先端が通る穴を大径にしたので細いスプリングが引っかからなくなるので留め具をアルミ板で作成する。
すると今度はスプリングが縮まりきらずにコッキング不可に。短くしすぎると本来の役割を果たさなくなるし、ギリギリに切ってもコッキングを阻害する。
余っていたエアコキUSP用のリターンスプリングが線径が細くて短縮率が大きいので切って流用。
もうこの辺は作業に夢中で画像は無い。事細かに写真撮ってる人って余裕あるよねぇほんとに。
スライドの接着もやっていく。モナカ構造で左右に分割するのでとにかく平行出しに気を遣う。完全乾燥まで余裕を持って一日半は放置プレイ。
乾燥後は刻印を埋めてペーパー掛け。どんどん薄くなるスライド。
(その後プラリペアがヒケて凹みが生じてしまったので瞬間接着剤で埋め直し。大御所のカスタマー諸氏が瞬接を使う理由がよーく分かった。)
マガジンもぶった切って延長。内部のフォロワーが動くレールをちまちまと継ぎ足す作業が面倒くさい。ガタガタしていると給弾不良の元になる。
マガジンフォロワーは紫外線硬化型レジンで複製。実銃のGen5マガジンではオレンジ色になったので。
こんな色。派手ねぇ。
マガジンベースはABS板を積層したものを貼り付けて隙間にはプラリペアを盛り、乾燥後にフライス盤で大まかな寸法を出した上でルーター等で研削。
マグウェル部分もABS板を貼り付けた上でプラリペアを盛り、ルーターと耐水ペーパー等で研削。地道な作業が続く。
フライス盤でフレームにレールを彫る。一度失敗したのでプラリペア(代用品のタフロンリベース併用)で埋め戻してやり直し何とか形になった。お蔭様で手持ちのウェポンライトはきちんと固定できる。XC1、APLc、APL、TLR-1S、X300U-BはO.K.
エアコキグロックにレールを彫った奴はそういないんじゃないだろうかと思ふ。
リコイルスプリングガイドは何故か手持ちのKSC用?のG17 Gen3用スプリングガイド(プラ製)を前後逆さまにしてABS板をくっつけてでっち上げる。ちょっと直径が小さいのでそのうちもっと見栄えのいい奴を再製作する予定。綺麗に円を切り出すのは難しいのだ。旋盤が欲しくなってくる。
スライド前部のセレーションはフライス盤を使い一列増やした上でその他は追い彫りする。
とにかく平行を出す作業が地味に面倒くさい。プラ相手なので押さえつけすぎるとたわむし。
案の定多少ズレが生じるがもう気にしない。
細かい修正は必要なれど外観はほぼ完成したので内部機構も入れて組んでみる。
コッキング動作は順調なり。エアコキこそ前部のセレーションは有用である。
さて残すは左側刻印と最大の難関、塗装である。