スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ at

2021年03月12日

USPをカスタムする その4、トリガープルの改善について



皆様ご存じ、お気に入りの東京マルイUSPエアーコッキングモデル(18歳以上用)、その欠点はトリガープルの悪さ。
ずっと何とかしたいと思いつつも、慣れで誤魔化していた。習うより慣れろ。ちなみに10歳以上用ではそれほど悪く感じないのは、スプリングが弱いからに他ならない。

トリガーはPOM(ポリアセタール)製?で靭性があって割れないけれども強度が不足気味。たわむのでスパッと引けないのよ。

そこで亜鉛合金製と思われるガスブロUSPのトリガーを移植しようかとパーツを眺めるが、当然の様にリンク周りが異なる。

どうせ手間暇かかるのならば、アルミ板から削り出してしまおうってのが今回のミッションだ。

近場のホームセンターに売っていたA5052アルミ合金(20×100、厚さ10㎜)をフライス盤で大まかに切削し、やすり掛けで整形し、研磨、ブルーイングで仕上げてみたい。

ブルーイングと言えば定番のバーチウッド製品は輸入がストップしているとか何とか。



フライス盤で大まかに削ります


現物合わせで削ってます


この辺までは気合と根性が有ればやすりでも出来るかも


この加工は工作機械がないと徒に時間がかかることに…


指の当たる内側は入念に研磨してみた。
ちょっとでも凸凹してると途端に違和感。指先の感覚ってかなり繊細


ドリルで穴を開けて仮組み


上側の穴には2mmφの真鍮棒をジーナスGM-8300で接着。
硬化時間は余裕を持って24h以上放置プレイを心掛けてます


フライス盤で内側を削り落とす。
板材から中々切断しなかった理由は、この加工の為にバイスに挟む持ち手が必要だったから


いよいよ切断し、やすり掛けなどでほぼ完成の域


仮組み、動作確認。ちょいと微調整が必要だった。
シルバーもいいかも


アルミニウムブラックを希釈して綿棒で地道にブルーイング。薄っすらと茶色に色が付き始めてからが長かった…
原液だと過反応を起こして表面が痘痕になるのです、人は痛い経験を積んで学ぶのです。
上側のアーム部分は見えないので省略しました





結構いい感じではなかろうか。


試射してみての感想。トリガーが重いのは相変わらずだが、たわみの無い分スパッと切れるので狙いがつけやすい。今迄はトリガーを引き切った時のブレ(大き目)を考慮したサイティングをしていた。

ブレないって素晴らしい。
中々満足度の高いカスタムであった。


製作期間は一週間  


Posted by COM at 23:54Comments(0)USP