2018年12月14日
エアコキG45計画の巻、その4(完)
非常にゆっくりと進む今計画。既に40日以上経過した。
最終段階一歩手前、スライドへの刻印。ショップに出せば金と暇がかかる。どうせ暇がかかるのならばここはひとつ挑戦してみたくなるもの。ミリブロ等でも先人たちが手彫りでなんとかやっているし。
強い味方となる実体顕微鏡は二年前に某工具通販サイトで入手済み。無刻印であるKJ G19のスライドの為に購入したのだが使わず仕舞いで、やっと日の目を見ることになったわけだ。
実銃画像とwebの情報を参考に新しくフォントを導入したりロゴのデータを拾ってきたりして某写真屋ソフトで刻印データのようなものを作成。うちの安物プリンターで大きさを合わせてプリントした物をテープで貼り付ける。
実体顕微鏡で覗きながら文字を針先でツンツンと。
そして紙をはがして点と点を繋いで行くんだが、力加減が難しい。右手が攣りそう。
瞬間接着剤で埋めたところが剥がれたりして…そこはまた埋めなおして彫る。気の長い作業。
まぁ初めてにしてはこんなもんかなと言ったところで妥協する。直線とか結構ゆがんでるけど既に直す気力は無い。
遂に来ました、最終段階の塗装工程。
何故これが最大の難関かと言うと、塗装は殆どやったことがないからだ。
ところで、レールやサムレストを作成した折にペーパー掛けしたフレームはシボ加工が無くなっているのでこれをどう再現するか非常に悩んだ。LAGOONでサバゲーマー諸氏に相談して色々ヒントを貰う。エアガン、塗装、シボとか色々キーワードを変えて検索しているとストーン調スプレーに行き当たった。
各パーツは黒色サーフェイサーを吹き細部をチェックしてマスキングして本塗装。金属にあたる部分はファインスプレーブラッセン、プラ部分はブラックパーカーで。
ストーン調スプレーは吹きすぎた感もあるが、乾燥後にスポンジやすりでゴシゴシして粒状感を和らげる。そして上からブラックパーカーを。周りでも評判いいので買ってみたが高いのよね。そして無くなるの早くないか?
充分乾燥させる。
とにかく時間が掛かるが焦りは禁物。
お決まりの前後サイトへのルミノーバ塗布(蓄光サイト化)も済ませて、ようやく完成。
それでは行ってみよう。
塗料と仕上げの違いでスライドとフレームの質感がいい感じに
塗装したらスライドの繋ぎ目が…。刻印はまぁこんなもんでしょう
Gen5の特徴である左右に拡張されたマグウェル。G45はグリップ前方下部がえぐられていない
残念ながら特徴的なグリップのドットパターンの再現は諦めた。取替え式のグリップ後部もナシ
自前で作ったレール。各種ウェポンライトもばっちり
右側にもスライドストップ。ダミーですが
エジェクションポートが開けてあるのはジャム対策。エアコキグロック使い諸氏なら分かるはず。
アウターバレルの繋ぎ目を消していないのは、ホップパッキン交換等の為
ラウンドしたマズルフェイスはしこしこ削ったよ
私の手のサイズはXLもしくは3Lなのでグリップはフルサイズが丁度いい
拡張されたマグウェル、効果のほどは?
Gen5マガジンもなるだけ再現。マガジンベースは前に延長。
全長も伸ばしたので装弾数が一つ増えました(24→25発に)
フォロワーもちゃんとオレンジ色
ルミノーバ(蓄光顔料)塗布はインドア派の私には必須加工
ノーマルのエアコキG17との比較。8.5mm短いスライド、セレーション、サムレストそしてアンダーレールが目立つ
ウェポンライトはやっぱりSurefire XC1がしっくり来るね
初速は0.2gで65m/sと殆ど変わらず。集弾性とかは遠距離で撃ってないので不明。
ここまで手をかけたカスタムは初めてで段取りも手際も良くなかったが、何とか完成できて自己満足。
つっこみどころは多々あるけど妥協も必要さ。
金をかけないつもりだったのに塗料代が結構な金額だ…。ブラックパーカー高過ぎ。
さぁゲームに投入するぞー